歯周病治療
歯を失う原因の割合
近年では多くの人がかかっていると言われる"歯周病"ですが、いったいどのようなものなのかわからない方も多いのではないでしょうか?
歯周病は簡単に言ってしまえば感染症の一種です。
放っておくと怖い歯周病
お口の中の歯周病を引き起こすばい菌が活発に働くことで、歯茎や歯肉にダメージを与えます。
ですが、最近は多くの人の生活リズムの乱れや抵抗力、免疫力の低下からわずらい人が多くなり、最近では生活習慣病の一つとして数えられるようになってしまいました。
歯周病の進行
歯周病にも段階があり、初期段階で歯周病だと自覚できない人も多いです。初期段階はどんな状態かと言いますと、歯肉が炎症を起こしてしまい、その腫れのせいで歯と歯の周りの部分に溝ができてしまいます。
そしてその隙間に汚れが溜まりやすくなり弊害が生まれるのです。歯周病が進行するまで、痛みや違和感、不快感と言った症状がわからない場合があり、気づかない間にけっこう歯周病の状態が悪くなっている場合も少なくありません。
日頃から、歯磨きをしっかりすることを心がけましょう。初期段階で当院に来ていただければ、正しい歯磨きの方法やアドバイスをすることもできますので、大事になる前に治療を受けることが大切です。
進行した歯周病の治療
歯周病が次の段階に進むと初期段階で出来た溝がさらに深くなり、そこにさらにばい菌が溜まりやすくなり、歯に与えられるダメージも大きくなってしまいます。その段階になると、自身の歯磨きだけでは治らない場合が多いです。
更に症状が進み、後期、さらには末期状態にまでなると、症状が悪化して溝が深まり、歯がグラグラと動くようになってしまいます。ここまで来ると固いものを噛むこと自体が困難で、歯が取れてしまう場合もあります。こうなるともう歯科医院で汚れを落としてもらうほかに、歯茎を切り取るという措置がとられることにもなるでしょう。
歯周病は軽く見られがちですが、最終的に歯がなくなってしまうという恐ろしい感染症ですので、早めに当院にお越しいただいたり、歯磨きを強化するなどの対策をしてください。